インターンシップや就職活動中のハラスメントについて

インターンシップや就職活動中に、学生がセクハラ、パワハラの被害を受けたという報道を目にします。それらの多くは、インターンシップ中やOB・OG訪問で、LINEの交換や就活マッチングアプリ等をつうじて被害に遭うケースです。

ハラスメントを受けて困っている、あるいはハラスメントかもしれないと思うことがあれば、躊躇せずキャリアセンターに相談してください。
「就職活動に不利になるのではないか」、「自分が我慢すればいい」と黙っていると、より多くの学生が被害にあう可能性が高まりますので、一人で抱え込まないようにしてください。

■心掛けてほしいこと

・個室や相手の自宅等は絶対に避け、企業のオフィスやカフェ等オープンな場所で会う。
・夜8時以降の面談や面談中の飲酒を避ける。
・LINE、SNSのアカウント、電話番号等の個人情報の開示には基本的に応じない。
・就活ハラスメント被害が報道され、さらにはコロナ禍において、上記3点に無頓着な企業あるいは企業人は、ガバナンスが緩いとみてよいと思われますので十分に注意のこと。

■キャリアセンター以外の相談機関

総合労働相談コーナー(厚生労働省)※各都道府県に設置されています。

■参考

職場のハラスメントに関する実態調査」の報告書(厚生労働省)

「就活生に役立つ労働法」(厚生労働省)