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新3年生のご父母の皆様へ ~キャリアセンター所長から~

'21年4月2日 更新
 世は依然コロナ禍にあり、ご子女の就職環境には多くの方々が胸を痛めておられることと拝察いたします。新たな学年を迎えるにあたって、些かなりともご不安を和らげることができればと思い、現況についてご報告をさせていただくことにしました。
 今春卒業した4年生の就職活動が、コロナ禍により大きな影響を受けたことはご承知のとおりです。最も佳境であるべき3月、4月に移動制限がかかり身動きが取れなかったことに加えて、航空・旅行業界では新卒採用を見送るなど、まさに大打撃を受けたと言っていい状況でした。採用活動が、インターン参加組と非参加組で二極化し、さらには採用活動の停止と遅延で長期化を余儀なくされる中、4年生たちは決して投げ出さず、粘り強く最後まで活動をつづけてくれました。卒業式も終わった後に内定を得て、スタッフとともに喜びを分かち合うことができたのも本人が諦めなかったからこその僥倖でした。このように21年春採用では一時10%以上開きのあった内定率も、最終的にはほぼ例年並みの水準に達することができたようです。現在、本センターでも集計中ですが、一足先に公表されたリクルート・キャリアのレポートでもそのことが裏付けられました。まさに慶賀の至りです。

新4年生のインターンは25万社、早期選考から本選考へ

 で、新4年生ですが、先輩たちの混乱状況をみてとった彼ら彼女らの動き出しは早く、ある調査では、夏のインターン応募だけで5,000社、秋冬合わせた合計数では実に25万社に及ぶなど、首都圏の有力大学を凌ぐスピード感で就職活動に取り組んでいます。ただ、先行組の動き出しは早かったものの、不慣れなオンライン授業への適応に時間をとられ、課外活動やアルバイトなどの正課外活動が著しく制限を受けた結果、友人・知人との接点が減少し、就活情報が十分に行き渡らず、動き出しが人によってかなり多極化してしまうという状況が起こっています。コロナ禍での就職活動を余儀なくされる新4年生のために、本センターでは1,400社におよぶ学内企業セミナーを用意しましたが、残念なことに利用者は想定外に少ない結果でした。日々の大変さに就活がつい後回しになってしまったのは、学生間の情報格差も一因ではないかと推測しています。
 現在のところ、文系職種ではインターンからの早期選考が最終段階にきており、そこで一定数を確保した上でつぎの選考に移るものと思われます。逆に言うと、早期選考中の企業の本選考はいま「待ち」の状態で、4月から本格化すると予測しています。それを第一波とするとGW明けから第2波が来るものと想定し、本センターでは業界・企業の選び直しの情報提供機会を準備して備えます。さらには6月からは同志社大生限定の企業採用選考会を約100社の協力を得て開催し、その後も引き続き最後の一押しまで支援する所存です。

状況は思ったほど悪くない、新3年生向け4つの支援方針

 新型コロナ感染拡大以降、現在に至るまでの概況はざっと以上のとおりです。新3年生の23年春採用が今後どう変化するのか予断を許しませんが、厳選採用は必至と思われます。ただ状況は思ったほど悪くはなさそうです。コロナによって打撃を受けた業界もあれば、コロナがチャンスになった業界もあります。また業種を問わずDX(デジタル・トランスフォーメーション)の動きが加速し、そこへの設備投資も活発です。何より日本企業にはリーマンショック世代の人材欠損という苦い経験があり、若年層の人口減少が進む中、苦しくとも一定数の人材を確保しようとする採用意欲は衰えていません。3月22日付の日本経済新聞には「大卒採用、来春4.4%増!」の見出しが躍っていました。こうした状況を踏まえて、新3年生に対しては、コロナ禍でも焦ることなく着実に就活が進められるよう、以下のような支援方針で臨みます。

1) 支援期を4期に分け、どの時期にも同じコア支援プログラムを配置し、就活を始める時期による情報格差をなくす。
2) 授業、課外活動などの学生生活を空洞化させず、計画的に就活が進められるよう余裕をもった早い時期にスタートをきる。
3) 郵便、WEB、一斉メール配信等、あらゆる手段を講じて情報接触機会の格差を減殺する。
4) 上記を通じて、本センターを利用する学生母集団を形成し、情報共有を促進させる。

不安の中にも、よいタイミングでよいスタートが!

 以上のような方針のもと、例年より2か月半早めて第1回のガイダンスを3月29日京田辺、4月1日今出川で開催しました。両校地あわせて対面で265人、同じくオンラインで1,605人。定員オーバーで入れなかった人を合わせると、2,000人以上という、コロナ禍以降では最多の参加を得ることができました。(ガイダンスの内容は後日オンデマンド配信)早めた理由は、授業が始まってからでは余裕がなくなると思ったからでしたが、結果的には日本の有力大学でも最も早い開催となりました。
 内容は、作家の佐藤優・本学特別顧問からのメッセージ動画、キャリアセンター支援内容の紹介、(株)マイナビから夏インターンにむけて必要な準備でしたが、30分の質疑応答は大幅にオーバーし、特に今出川では2時間半に及びました。授業のないこの時期だからこそ、私たちもすべての質問に答えることができ、参加者も自分だけではなく、他の人がどんなことに困っていてどう対処すべきなのかのすべてを聞く時間的余裕がありました。アンケート結果も「何をしていいか分からなかったが、これからすべきことがわかった」「佐藤顧問の話に背中を押された」「すべての質問に答えてもらえたので聞きたいことが聞けてよかった」など新3年生の関心の高さとその裏にある不安がうかがい知れました。ちなみに「コロナ禍での就活に不安を感じるか」の設問には4段階評価で3.42ポイントという高水準でみな不安を感じていたようでした。
 このガイダンスに参加した新3年生は、6月からのインターン応募にむけて、よい時期によいスタートが切れたと思います。コロナ禍であっても学生がしっかり学び、充実した学生生活を送ることを大学は死守しなければなりません。と同時に、就活では合理的な戦略と綿密な計画、ここぞという時の集中力が不可欠です。新3年生が本センターを活用し、願わくは今回の参加者が核となって友人・知人を含めた共同体として就活をともに乗りきることができれば、結果は自からついてくると思っています。ご父母の皆様におかれましても、ご子女の見守りとお声がけをお願いできれば幸いです。
(キャリアセンター所長 岩田 喬)

追伸
佐藤 優 同志社大学特別顧問【東京担当】のご厚意により、キャリア・ガイダンスで公開されたビデオメッセージをYOUTUBE上で公開します。
ガイダンス

今出川会場 コロナ定員が200人のため100名近くが入れず残念でした

 世は依然コロナ禍にあり、ご子女の就職環境には多くの方々が胸を痛めておられることと拝察いたします。新たな学年を迎えるにあたって、些かなりともご不安を和らげることができればと思い、現況についてご報告をさせていただくことにしました。
 今春卒業した4年生の就職活動が、コロナ禍により大きな影響を受けたことはご承知のとおりです。最も佳境であるべき3月、4月に移動制限がかかり身動きが取れなかったことに加えて、航空・旅行業界では新卒採用を見送るなど、まさに大打撃を受けたと言っていい状況でした。採用活動が、インターン参加組と非参加組で二極化し、さらには採用活動の停止と遅延で長期化を余儀なくされる中、4年生たちは決して投げ出さず、粘り強く最後まで活動をつづけてくれました。卒業式も終わった後に内定を得て、スタッフとともに喜びを分かち合うことができたのも本人が諦めなかったからこその僥倖でした。このように21年春採用では一時10%以上開きのあった内定率も、最終的にはほぼ例年並みの水準に達することができたようです。現在、本センターでも集計中ですが、一足先に公表されたリクルート・キャリアのレポートでもそのことが裏付けられました。まさに慶賀の至りです。

新4年生のインターンは25万社、早期選考から本選考へ

 で、新4年生ですが、先輩たちの混乱状況をみてとった彼ら彼女らの動き出しは早く、ある調査では、夏のインターン応募だけで5,000社、秋冬合わせた合計数では実に25万社に及ぶなど、首都圏の有力大学を凌ぐスピード感で就職活動に取り組んでいます。ただ、先行組の動き出しは早かったものの、不慣れなオンライン授業への適応に時間をとられ、課外活動やアルバイトなどの正課外活動が著しく制限を受けた結果、友人・知人との接点が減少し、就活情報が十分に行き渡らず、動き出しが人によってかなり多極化してしまうという状況が起こっています。コロナ禍での就職活動を余儀なくされる新4年生のために、本センターでは1,400社におよぶ学内企業セミナーを用意しましたが、残念なことに利用者は想定外に少ない結果でした。日々の大変さに就活がつい後回しになってしまったのは、学生間の情報格差も一因ではないかと推測しています。
 現在のところ、文系職種ではインターンからの早期選考が最終段階にきており、そこで一定数を確保した上でつぎの選考に移るものと思われます。逆に言うと、早期選考中の企業の本選考はいま「待ち」の状態で、4月から本格化すると予測しています。それを第一波とするとGW明けから第2波が来るものと想定し、本センターでは業界・企業の選び直しの情報提供機会を準備して備えます。さらには6月からは同志社大生限定の企業採用選考会を約100社の協力を得て開催し、その後も引き続き最後の一押しまで支援する所存です。

状況は思ったほど悪くない、新3年生向け4つの支援方針

 新型コロナ感染拡大以降、現在に至るまでの概況はざっと以上のとおりです。新3年生の23年春採用が今後どう変化するのか予断を許しませんが、厳選採用は必至と思われます。ただ状況は思ったほど悪くはなさそうです。コロナによって打撃を受けた業界もあれば、コロナがチャンスになった業界もあります。また業種を問わずDX(デジタル・トランスフォーメーション)の動きが加速し、そこへの設備投資も活発です。何より日本企業にはリーマンショック世代の人材欠損という苦い経験があり、若年層の人口減少が進む中、苦しくとも一定数の人材を確保しようとする採用意欲は衰えていません。3月22日付の日本経済新聞には「大卒採用、来春4.4%増!」の見出しが躍っていました。こうした状況を踏まえて、新3年生に対しては、コロナ禍でも焦ることなく着実に就活が進められるよう、以下のような支援方針で臨みます。

1) 支援期を4期に分け、どの時期にも同じコア支援プログラムを配置し、就活を始める時期による情報格差をなくす。
2) 授業、課外活動などの学生生活を空洞化させず、計画的に就活が進められるよう余裕をもった早い時期にスタートをきる。
3) 郵便、WEB、一斉メール配信等、あらゆる手段を講じて情報接触機会の格差を減殺する。
4) 上記を通じて、本センターを利用する学生母集団を形成し、情報共有を促進させる。

不安の中にも、よいタイミングでよいスタートが!

 以上のような方針のもと、例年より2か月半早めて第1回のガイダンスを3月29日京田辺、4月1日今出川で開催しました。両校地あわせて対面で265人、同じくオンラインで1,605人。定員オーバーで入れなかった人を合わせると、2,000人以上という、コロナ禍以降では最多の参加を得ることができました。(ガイダンスの内容は後日オンデマンド配信)早めた理由は、授業が始まってからでは余裕がなくなると思ったからでしたが、結果的には日本の有力大学でも最も早い開催となりました。
 内容は、作家の佐藤優・本学特別顧問からのメッセージ動画、キャリアセンター支援内容の紹介、(株)マイナビから夏インターンにむけて必要な準備でしたが、30分の質疑応答は大幅にオーバーし、特に今出川では2時間半に及びました。授業のないこの時期だからこそ、私たちもすべての質問に答えることができ、参加者も自分だけではなく、他の人がどんなことに困っていてどう対処すべきなのかのすべてを聞く時間的余裕がありました。アンケート結果も「何をしていいか分からなかったが、これからすべきことがわかった」「佐藤顧問の話に背中を押された」「すべての質問に答えてもらえたので聞きたいことが聞けてよかった」など新3年生の関心の高さとその裏にある不安がうかがい知れました。ちなみに「コロナ禍での就活に不安を感じるか」の設問には4段階評価で3.42ポイントという高水準でみな不安を感じていたようでした。
 このガイダンスに参加した新3年生は、6月からのインターン応募にむけて、よい時期によいスタートが切れたと思います。コロナ禍であっても学生がしっかり学び、充実した学生生活を送ることを大学は死守しなければなりません。と同時に、就活では合理的な戦略と綿密な計画、ここぞという時の集中力が不可欠です。新3年生が本センターを活用し、願わくは今回の参加者が核となって友人・知人を含めた共同体として就活をともに乗りきることができれば、結果は自からついてくると思っています。ご父母の皆様におかれましても、ご子女の見守りとお声がけをお願いできれば幸いです。
(キャリアセンター所長 岩田 喬)

追伸
佐藤 優 同志社大学特別顧問【東京担当】のご厚意により、キャリア・ガイダンスで公開されたビデオメッセージをYOUTUBE上で公開します。
お問い合わせ先
キャリアセンター(今出川校地)
TEL:075-251-3310
FAX:075-251-3067
E-mail:ji-shshk@mail.doshisha.ac.jp

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TEL:0774-65-7016
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